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プエルトリコのトランスジェンダー夫婦 「父親」が自然妊娠で赤ん坊を出産

プエルトリコのトランスジェンダー夫婦 「父親」が自然妊娠で赤ん坊を出産

プエルトリコに住むトランスジェンダーの夫婦にこのほど可愛い赤ちゃんが生まれたのだが、出産したのは母親ではなく父親だったことで注目が集まった。『América Digital』『MamásLatinas』などが伝えている。

プエルトリコ在住のコロンビア人モデル、ダナ・スルタナさん(Ðanna Sultana、36)と夫のエステバン・ランドラウさん(Esteban Landrau、31)夫婦が、お互いのInstagramで元気な男の赤ちゃんが生まれたことを今月19日に報告した。

夫婦は実のところ、妻のダナさんが生物学的に男性として生まれ、夫のエステバンさんは女性として生まれたが、2人とも身体と心の性が一致しないトランスジェンダーである。同じ境遇だった2人はInstagramを介して出会い、惹かれあったそうだ。

出会った当時、ダナさんは米ニューヨークでモデルの仕事をしており、エステバンさんはプエルトリコでパーソナルトレーナーの仕事をしていたため、しばらく遠距離恋愛を続けていた。そして後にエステバンさんがダナさんの住むニューヨークに引っ越したことで、2人の関係はますます深まり結婚に至った。

夫婦はホルモン療法を続けていたことで、ダナさんはすっかり女性らしく、エステバンさんは男性らしい体型になっていた。

そのため自分達が子供を作れるのか不安があったことから医師に相談したところ、2人とも性転換をしておらず、本来の生殖機能を維持しているため自然妊娠が可能だということが分かった。

夫婦は子作りのため一旦ホルモン療法を中止して、見事夫であるエステバンさんが妊娠することができたのだった。お腹の赤ちゃんは順調に育ち、今年5月に妊娠8か月のエステバンさんの大きなお腹にダナさんがキスする写真がInstagramに投稿され、大きな注目を集めた。

そして今月16日の午前6時49分、エステバンさんは帝王切開により元気な男の赤ちゃんを出産した。赤ちゃんは「アリエル(Ariel)」と名付けられ、Instagramではエステバンさんが哺乳瓶でアリエルちゃんにミルクをあげる様子が投稿されている。

エステバンさんは過去に乳房切除術を受けていることとホルモン療法を受けていたため母乳を与えることができず、育児用粉ミルクを与えているとのことだ。現在は幸せいっぱいの夫婦だが、ダナさんはエステバンさんの出産前に受けたインタビューで「なぜ、今回のことを公にしたのか?」との問いに次のように答えていた。

「トランスジェンダーの人々にも他の人達と同様に人権があることを多くの人に理解してもらうための扉を開けたいと思ったのです。私達の旅(生活)を共有することで理解が深まり、より私達のような人々を受け入れてくれるようになると信じています。」

現在、ダナさんのInstagramには41万人以上のフォロワーがおり、アリエルちゃんの誕生を祝福するコメントが多数寄せられている。

クリハラチアキ
すばらしい!!!!お幸せに!!!






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