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「カップルの性区別自体がナンセンス」 同性婚テーマに大阪でシンポ

「カップルの性区別自体がナンセンス」 同性婚テーマに大阪でシンポ - goo ニュース

同性婚をテーマにしたシンポジウムが19日、大阪市北区の大阪弁護士会館で開かれ、性的少数者の当事者や研究者が、国内外の現状について語った。

近畿弁護士会連合会が主催。シンポはオンラインでも公開され、会場とあわせて約140人が参加した。NPO「グッド・エイジング・エールズ」(東京)代表の松中権(ごん)さんは、学生時代に男性を好きになっても誰にも相談できず、就職後も周囲との関係が悪くなることを恐れてゲイであることをカミングアウトできなかった、と振り返った。「世の中に存在してはいけないのではないか、と悩んだ。たまたまゲイに生まれただけなのに、結婚をあきらめなければいけないのは疑問だ。議論がさらに進んでほしい」と訴えた。

同性婚をめぐっては、札幌地裁が3月、同性婚を認めない民法などの規定は法の下の平等を定めた憲法14条に反すると判断した。

シンポに登壇した京都産業大の渡辺泰彦教授(家族法)は「同性カップルが置かれた差別的状況を明確に指摘した」と評価。欧州を中心に同性婚を認める国が約30カ国あるとし、「同性婚は世界的に特殊なものではない。異性カップルとか同性カップルとか、そういった区別自体がナンセンスだ」と語った。(米田優人)

クリハラチアキ
世の中に制度がないから「存在してはいけないのか」というロジックがわからない。
存在していいかどうかは自分で決めるもの。
私も自分のアイデンティティは実は外に求めると不明だけど「私は私」という存在は、
外部の制度有無にかかわらず絶対的である。



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