ドキュメンタリー「ぼくが性別『ゼロ』に戻るとき」予告編、原田美枝子の感想も到着
本作は2019年11月にNHK BS1で放送され、反響を呼んだ小林空雅(たかまさ)のドキュメンタリー「僕が性別“ゼロ”になった理由」の全長版。13歳で性同一性障害と診断された小林は、17歳のときに出場した弁論大会で、700人の観客を前に男性として生きていくことを宣言した。そして20歳で性別適合手術を受け、戸籍を男性に変更。この映画では、元NHKディレクターの常井美幸が、小林の9年間の変化と成長を追っている。
このたび公開された予告編では、男性の制服を着て中学生活を送る小林の姿や、胸の切除手術を行う前日、17歳の小林が「今自分はマイナスにいるから、プラスに行くにはまずゼロに戻らないといけない」と語る様子が収められた。さらに78歳で性別適合手術を行った八代みゆきや、「Xジェンダー(性別なし)」であることを明かしている中島潤も登場する。
また今回、本作を鑑賞した著名人から感想コメントも到着。俳優の原田美枝子は「これはきっと特別な話じゃない。みんな自分自身を知ろうと、一生懸命に生きているのだから。私は、心と身体がバラバラになりそうだった10代の頃の自分を思い出した」と語った。
男女2文法という前提を踏襲した上で越えるのか。
生き方は自由。私的には前者の方が楽なことが多いと思うよ。