多様な性、どう表現? 性的「少数者」呼び方に違和感も
LGBT、性的少数者、セクマイ……。様々な性を生きる人たちを表す言葉が揺らいでいます。L(レズビアン)、G(ゲイ)、B(バイセクシュアル)、T(トランスジェンダー)という四つの分け方や、「少数者」という呼び方に違和感を抱く人たちが、別の表し方を提案しているからです。
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こうした性のあり方を一言で表す方法として、「変な」「妙な」という否定的な意味で使われることがあった「Queer(クィア)」を肯定的に捉え直して用いる人たちがいます。そもそも性にまつわることはすべての人に関わるとして、「性的指向と性自認(Sexual Orientation and Gender Identity)」の頭文字をとった「SOGI(ソジ)」を広めようとする動きもあります。
「多様性と調和」を大会ビジョンの一つに掲げる来年の東京五輪・パラリンピックを前に、性の多様性を受け入れる社会をめざす団体は活動を活発化させ、後押しする企業や行政も増えています。それに伴い様々な言葉に触れるいまこそ、その使い方や影響について立ち止まって考えたいと思います。多様な性を生きる当事者、その家族や友人、企業や行政の担当者のみなさんから幅広く経験談やご意見を募集しています。
でももうそんなことも関係ないくらい「私」という時代になってるね!
「私は私」って声高にいちいち叫ばなくても「そんなの当り前」時代になるのはもう少し先だが。