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トランスジェンダーの女優ラバーン・コックス「自分を愛することは訓練よ。ある日突然、いい解決策が降ってくるわけじゃない。毎日、積み重ねていくしかないの」

トランスジェンダーの女優ラバーン・コックス

https://www.vogue.co.jp/celebrity/conversations/VJ1028-Spotlight-2019-LaverneCoxonBeingMoreThanHerBody/videos

男性から女性へ。文字通り、性別適合手術を受けたトランスジェンダーの米女優ラバーン・コックス。コンデナスト発刊のヘルシーライフスタイルを提案する『SELF』の動画では、辛い過去や自身の体に対する思いを赤裸々に語った。
トランスジェンダーの女優ラバーン・コックス、やっと見つけた本当の自分。
数年前に比べ、ダイバーシティーやLGBTという単語が浸透し始めている現在だが、周囲の無理解に悩み、自分らしさを隠しながら働いている当事者もまだ多くいる。ましてや、実際に性別適合手術を受けたと公言することは、大きな勇気が強いられる現実となっている。

動画に登場するのは、トランスジェンダーであることを公表し、ドラマや映画に出演しながらも自身の体験を積極的に発言しながら、LGBTの擁護を主唱している女優、ラバーン・コックス。2014年9月には、トランスジェンダーとして初めて『TIME』の表紙を飾ったことでも、大きく注目を浴びた。
生まれながらの性は、男性だ。しかし、いつしか女性としての自覚が芽生え始め、性転換を行うことを決意。動画では、20年前に始めて手術を受けたときのことを振り返る。
「みんな性転換についてや手術の内容にしか、興味を持っていなかった。トランスジェンダーを見世物にしてると感じてた。私の内面を見てもらうには、手術を受けるしかなかった」
トランスジェンダーの女優ラバーン・コックス、やっと見つけた本当の自分。
大きな前進となる手術が無事終わっても、まだ問題が残る。実際、低い声や広い肩幅、大きな手足など、手術では変えられないこともあり、周りに理解してもらうのには、時間がかかったと話す。

だが、彼女は、10年以上もともにするパートナーに支えられていると述べる。心も体も愛してくれる人に巡り会えたことは、彼が初めてだったそう。
トランスジェンダーの女優ラバーン・コックス、やっと見つけた本当の自分。
時間がかかったり、遠回りをしたことも、すべて糧となり、結果的に自分の居場所を見つけることができたラバーン。トランスジェンダーであることを受け入れ、自分の体を愛することは、彼女の内面までも一層輝かせるものになったに違いない。

トランスジェンダーの女優ラバーン・コックス、やっと見つけた本当の自分。
動画内で、彼女は以下のようなコメントを残している。
「自分を愛することは訓練よ。ある日突然、いい解決策が降ってくるわけじゃない。毎日、積み重ねていくしかないの」
性別を超えて、自分に対してコンプレックスを抱える、あらゆる人々の心に通ずるメッセージのようでもある。動画の全貌は、以下からチェックして。

 

海外の話題

クリハラチアキ
深いなぁ。いろんなことを乗り越えて今があるんだろうなぁ!

ラバーンコックス氏のプロフィール

ラバーン・コックス または ラヴァーン・コックスは、アメリカの女優、テレビスター、テレビプロデューサー。LGBTの擁護を主唱するセレブリティーのひとり。 Netflixテレビシリーズの『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』で知られる。 彼女はトランスジェンダーであることを公表している。 ウィキペディア
生年月日: 1972年5月29日 (年齢 46歳)
生まれ: アメリカ合衆国 アラバマ州 モービル
身長: 180 cm



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