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トランス女性の女子更衣室使用を禁じた高校で、生徒たちが教室を飛び出し抗議デモ

トランス女性の女子更衣室使用を禁じた高校で、生徒たちが教室を飛び出し抗議デモ(2021年10月 ...

米国内では最近、「ALL GENDER RESTROOM」と掲げられた、性別や外見を問わずあらゆる人が利用できる公衆トイレをよく見かけるようになった。昨今、LGBTQへの理解が進む一方、学校の更衣室やロッカールームの多くは、今でも男女別々のままだ。

そんな中、トランスジェンダーの人々が更衣室を選択する権利について考えさせられる出来事が報じられ、話題となっている。

使用禁止の理由は、女子更衣室には「本当の」女子がいるから

米国テキサス州テンプル高校に通うケンダル・ティノコさん(16歳)はトランス女性だ。高校2年生になるティノコさんは、これまで女子更衣室を利用してきたが問題視されることはなかった。しかし今年9月に入って突然、教師から女子更衣室を使用することを禁じられた。女子更衣室には「本当の」女子がいるから、という理由だった。学校側の対応に納得いかなかったティノコさんは自身のInstagramで、この措置はLGBTQの正当な権利を侵害するものだと主張。すると、すぐに4000件を越える「いいね」が寄せられた。

この投稿は大きな反響を呼び、ティノコさんを支持する同じ高校の生徒たちによって、9月29日に抗議デモが行われた。授業を受けることを拒否した生徒たちは教室から立ち去り、学校の廊下や公共部分に集まり、LGBTQの旗やメッセージボードを掲げ、学校側に抗う声を上げた。

生徒たちは『6 News』の取材に「私は変化をもたらす手助けをしたかったです。出来ることはなんでもしました」「私たちは言うべきことを言いました。誰にも私たちを黙らせることは出来ません」と答えた。

学校側が見直したトランスジェンダーの生徒に関するガイドライン

このデモを受けて、テンプル地区教育委員会の広報担当者は「生徒たちには平和的な手段で抗議を行う権利があります」と述べながらも、生徒たちが許可なしに教室を離れることは規則違反であり、何らかのペナルティが科される可能性があることに言及。生徒と学校関係者の安全を確保するために校内の警備体制を強化したことも認めた。

その後、テンプル高校側はティノコさんと両親を交えて話し合い、トランスジェンダーの生徒に関するガイドラインを再確認したという。見直したポイントは主に3つ。生徒は法律上の姓(名字)で認識されなければならないこと、生徒は学校が定める服装規定を守らなければならないこと、そして学校側は生徒のプライバシーを保護するため、「性別を問わない」トイレ、更衣室などが用意しなければならないことだ。

「すべての人が一丸となって、お互いのために立ち向かう姿を見て、本当に誇りに思いました。支持に次ぐ支持です。本当に素晴らしかったです」とティノコさん。

クリハラチアキ

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