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シャネルもトランスジェンダーモデルを初起用

シャネルがトランスジェンダーモデルを初起用
今まで知らなかった人も、世の流れを一変させるモデル、テディ・クインリヴァンの存在に今度こそ気づくことになるはず。MILK Make-Upの Kushマスカラのキャンペーンと、Redken のColour Gel Lacquersのプロモーション写真に登場して以来、彼女はあらゆる場面で包括性を支持する顔として売れっ子モデルとなった。
そんな25歳の彼女の新しい仕事が、なんとシャネルの新ビューティ・キャンペーン。シャネルの"サマー・ルック"の写真は単に美しいだけでなく、ラグジュアリー・ブランドであるシャネルが包括性に向かって大きな一歩を踏み出したことを意味する。なぜか? それは、シャネルが起用してきたモデルのなかで、トランスジェンダーを公表しているモデルはクインリヴァンが初めてだからだ。
クインリヴァンはインスタグラムに、今回の起用がいかに自分にとって大きな成果であるかを投稿。
「私は悲しい時にはもう泣かないけれど、勝利の瞬間に涙が出るなんておもしろいわ。これは私が勝利に泣いた瞬間だったの。私の人生はずっと闘いだったから」
彼女はさらに続ける。
「これは、今までのすべての厄介事にもそれだけの価値があったと思わせる勝利。"密かに"活動していた期間に、シャネルのショーで2回歩いたことがあった(密かにというのは、私がトランスジェンダーだということを公表していなかったという意味)けれど、カミングアウトすれば私と仕事するのをやめるブランドが出てくるとわかっていたから、アイコニックなブランドであるシャネルとは2度仕事をすることはないだろうと思っていた。ところがなんと、私はシャネル・ビューティの広告に出ている。私は、シャネルの仕事をする、トランスジェンダーであることを公表した初のモデル。私が自分のコミュニティを代表するだなんて、非常に光栄であり誇りに思っている。世の中は、あなたを蹴飛ばし、ツバを吐き、"お前なんて価値がない"と言うかもしれない。でも、それに立ち向かい、前進し、闘い続けることがあなたのすべき仕事。だって、もし諦めてしまったら、勝利の涙を味わうことは決してできないから。この夢を叶えてくれた皆さん、ありがとう!」
クインリヴァンがカミングアウトしたのは2017年。それ以来、ファッションウィークでは常連モデルになっている。数多くのブランドのショーで歩いてきたボストン生まれの彼女は、ルイ・ヴィトンの2018年のキャンペーンに登場したほか、多くの雑誌の表紙を飾り、自身のTED Talkを催したこともある。
将来、トランスジェンダーモデルの起用に踏み切るビッグ・ブランドが他にも出てきて、これが単にその始まりに過ぎないことを願おう。

 

 

クリハラチアキ
どっからどう見ても女性w完パスやんw



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