『サイバーパンク2077』のデベロッパーが性別を選ぶオプションがなくなった理由を解説
CD PROJEKT REDは、サイバーパンクというジャンルの精神を維持するために、『サイバーパンク2077』からキャラクターの性別を選ぶ従来のオプションをなくした。
Metroでのインタビューで、『サイバーパンク2077』で構築されている世界と、その世界をゲームプレイでどのように示していくかということについて、CD PROJEKT REDのシニアコンセプトアーティストのMarthe Jonkersが語った。特に、CD PROJEKT REDが過去に批判を受けたことのあるジェンダーの問題について、『サイバーパンク2077』においてはどのようになるのかをMetroはたずねている。
デベロッパーたちは『サイバーパンク2077』を「非常に包括的に」するようにしている、とJonkersは答えている。そういったことから、キャラクターのカスタマイズメニューを広げるといったゲームデザインとなった。
「キャラクターを作るメニューひとつとっても、前回のデモと比べるとかなり選択肢の数が増えています」とJonkersは言う。「例えば、性別の選択はもうありません。『女性の、あるいは、男性のキャラクターにしたい』と選ぶのではなく、ボディタイプを選ぶびます。どんなキャラクターでも思ったように自由に作れると感じてもらえるようにしたかったからです」キャラクターのカスタマイズは『サイバーパンク2077』の中でも目玉となるだろうと、CD PROJEKT REDはすでに明らかにしている。ジェンダーは二者択一ではなく、プレイヤーはボディタイプを1つ選ぶようになっており、声には2種類の選択肢がある。「1つは男性のような声、もうひとつは女性のような声で、混ぜ合わせることができます。好きなように組み合わせることができるのです」
プレイヤーは、タトゥー、ヘアスタイル、肌の色などでさらにキャラクターをカスタマイズすることができる。
Gamescomでは、『サイバーパンク2077』はGoogle Stadia向けにリリースされると発表され、マルチプレイヤモードの実装の可能性について語られた。また、100枚以上の『サイバーパンク2077』のスクリーンショットも公開されている。
CD PROJEKT REDは、8月30日から開催されるPAX Westで、『サイバーパンク2077』の新たなゲームプレイの公開も計画している。『サイバーパンク2077』の最新情報はIGNでチェックしよう。
「自分のなりたい姿、ありたい様態になる」
そうなっていってるけど、まだ現在進行形!