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出産したFtMトランスジェンダー「正式に父として認めてほしい」

出産したトランスジェンダー男性 「正式に父として認めてほしい」
男性として生活しているものの、女性としての生殖器官を生かして出産した30代のジャーナリスト。しかし子供の出生証明書に「母親」と記載されたことに、元女性は猛反発。「父であると認めてほしい」と法廷で闘っている。

■「母」という記載に衝撃
「これから立派な父として子供を育てていこう」と考えたマコーネルさんだが、子供の出生証明書には「フレディ・マコーネルが母親である」と記載されていたとのこと。
そこでマコーネルさんは昨年に入り「僕は父親です」「すでに法的にも男と認められているのです」と訴えたが、裁判所はそれを認めなかった。「妊娠し子供を産んだ人物こそが母親とみなされるべき」「法的に男になっていようが関係ない」というのが、マコーネルさんに突き付けられた結論だった。

■母か、それとも父か
「父として認めてほしい」「それがダメなら、母親ではなく親と表記してほしい」と願うマコーネルさんは、再び法廷で闘おうと決意。その理由につき、マコーネルさんは「すでに僕は男として生きているのです」「なのに母親とみなされることは、精神的につらすぎます」と語っている。
もしこの主張が認められると、マコーネルさんが産んだ赤ちゃんは「法的な意味で母親に該当する人物がいない子供」とみなされることになるという。

■弁護士の主張
マコーネルさんの弁護士は、「彼の希望を受け入れないことは人権侵害に該当します」と主張。「マコーネルさんは確かに女性として誕生しましたが、今は男性として生きているのですから」とも付け加えた。
この件につき世間の声は様々で、「産んだ人を母親とみなすのが自然」「法的に男性と認めた以上、マコーネルさんの主張を尊重すべき」といった声があがっているようだ。

クリハラチアキ
現行のルールと、現行のルール改正の間の今が一番大変なんだよなぁ



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